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年の瀬の夕暮れ

沼ノ端の夕暮れ
(写真)この年の大晦日は、私にとって本当に印象深いこの夕暮れの写真で撮り納め。
室蘭本線 沼ノ端にて。 1996年12月31日撮影。

1996年大晦日の夕暮れ…。

そう、この年の瀬の夕暮れには深い思いがある。

まだ、年末年始が休みだった頃、たまたま12月30日大阪発の「トワイライト」の券がとれたので、その列車で札幌へ。

折り返し列車が撮りたいので、上りの「トワイライトエクスプレス」を沼ノ端カーブで撮影した後、徒歩で沼ノ端の市内へ…。

これが実に長い時間歩いたことを思い出した。

さすがに途中で休憩がてら、一足先に年越しそばを食べてから、沼ノ端駅に着いたら、ちょうどいい夕暮れ時だ。

冷え込みはきつくなってきたけど、あまりにも雰囲気の良さに、ついつい列車が来るまでの間シャッターを切った。

間もなくこの年最後の夜を迎える。そして、夜が明けたら新しい一年が始まる…。

いろんな思いを込めてシャッターを切ったのは言うまでもない。

年が明けたら、いよいよ客車寝台特急列車が終焉を迎える…。

また、新しい写真を創って行きたいという思い…。

さて、それをどうやって形にしていくか…?

少しでも形にしていけたらいいなと常々思う。

テーマ : 鉄道写真
ジャンル : 写真

あかね時刻(とき)

あかね時の長和
(写真)撮影地で迎える夕暮れ時。特にこの時間まで天気がもった時のこの雰囲気が好きなんです。
室蘭本線 有珠-長和にて。2007年3月撮影。

多くの人たちが朝の下り列車を撮るのに適した撮影地だと思われがちなこの場所…。

しかし夕方まで晴れると、写真のような表情を見せるから不思議な場所なのだ。

朝早い勤務の時に見られる日の出前後の夜の時間から朝の時間へと移っていく時や、夕方帰り時に見せる昼の時間から夜の時間への移っていく時が何ともいいのだ…。

茜色した光線と、煌めく二条のレイル。そして浮かび上がった枕木…。

どうも、この組み合わせが撮影することに向かわせてしまうような気がする…。

テーマ : 鉄道写真
ジャンル : 写真

ヒカルレイル(2)

稲村ケ崎0410
(写真)この日は夕方まで天気がもったおかげで、16時を過ぎるときれいな夕焼けが…。
煌めく二条のヒカルレイルに思わず、「いいなぁ。」と思ってしまい、
気が付けばついついシャッターを切っていた。
江ノ島電鉄線 稲村ケ崎付近にて。2004年10月撮影。

本当に夕暮れ時は、時としていい写真が撮れると同時に、どういうわけか感傷的な気持ちにさせることがある…。

そんな気持ちがこういう絵を撮らせるのだろうか?

煌めく二条のレイルとほんのり浮かび上がった枕木…。

この時間帯に見せる独特な雰囲気がとてもいいのだ…。

テーマ : 鉄道写真
ジャンル : 写真

朱い時刻から蒼い時刻へ(2)

留辺蘂0410
(写真)留辺蘂駅ハズレの歩道橋から夕方の上り列車を撮影しようとやってきたら、ちょうど日没後すぐだった。
この時を逃したくないと、慌ててカメラをセットして撮った一枚。
石北本線 留辺蘂にて。2004年10月撮影。

やっぱり、この時間にカメラを持っていることを幸せに思う。

これからの時期、晴れたら日没前後にいい写真が撮れるからだ。

ただし、それは時として一瞬だったりすることもあるので、これを逃した時の失望感は大きい…。

この日は夕方まで天気がもって、日没後にやってくる上り貨物列車を撮ろうと留辺蘂駅はずれの歩道橋にやってきた。

振り返って空を見上げると、とてもいい雰囲気を出している。

「いまだ!これだ!」

慌ててカメラを構えてアングルを作って、夢中でシャッターを切った。

これから蒼い時刻を迎える様子と、1本の線路から3本に分かれる線路の輝き…。

日没前後のこの時間、周りの雰囲気が時々刻々と変化して面白いのだ。

この日の撮影の終わりの方でこういう絵が撮れると、

「撮影に来てよかった。」

と思うと同時に、自分の中で充実感に満たされて、翌日の撮影のモチベーションが上がるのは言うまでもない。

こんなこと言っていながら、最近こういう絵を撮っていないなぁ。

テーマ : 鉄道写真
ジャンル : 写真

ヒカルレイル(1)

ヒカルレイル01
(写真)思わぬところでイメージをつかんだ写真が撮れると、ちょっとうれしかったりします。
東北本線 尾久-上野にて。2014年12月22日撮影。

「線路。」

これが鉄道輸送を支える大黒柱のようなものなのだが、これを絡めた(主題にした)絵を見ることが実に少ない。

複数の線路が放射状に並ぶ日暮里は、実に見ごたえがある。

それらが光線が絡んで光る様子を、私なりに撮影してみた。

目的は、寝台列車を撮りに来たのが、それ以外の要素に目を向けて、頭の中でイメージを描いて、シャッターを押してみて形になった時には、実に気分がいいものだ。

こういうことがあるから、イメージの撮影は飽きないんですね。

テーマ : 鉄道写真
ジャンル : 写真

くれなゐの時刻(とき)

くれなゐ100701
(写真)日没・日の出前後の時間が撮影にはとてもいいのです。
室蘭本線 長和-有珠にて。2014年10月7日撮影。
EF300㎜ F/2.8LⅢ+Ex.2× 1/250sec f:22 ISO:100 WB:10000K 動体予測機能併用。

この日は、朝からすごくいい天気で大気が澄んでいた。

こういう日は、きれいな夕日が拝めるだろう…。

せっかくのきれいな夕暮れ時だから、この夕暮れを強調した列車の写真を撮ってみたかった。

それも、ただ撮るのではなく、

私の撮影スタイルを出した絵を…。

写真は、日没の20分くらい前に通過する上りの普通列車。

側面が夕日に照らしだされて、見事紅く染まった。

久しぶりに自分の思い描いたイメージと合致した。

カメラのプレビューを何度も見返してしまったのは言うまでもない。

やっぱり、日の出日の入り前の時間が好きだ。

この時間に通過する列車を、自分の思い描いたイメージと絡めて撮るのがいいのだ。

テーマ : 鉄道写真
ジャンル : 写真

夕暮れ時に通過する貨物列車

ef65212101
(写真)国道を通過する貨物列車。果たして、いつまで拝めるのだろうか?
新金線 新小岩(信)-金町にて。2014年2月1日撮影。
EF50mm F/1.4 1/1000sec f:4 iso100 WB:10000K

早くも2月に入り、来月の改正の話が色々と聞こえてくるようになった。

特に貨物列車は気になる話が多く、目が離せない。

その中でも、特にEF65PFやEF641000の受け持つ列車は、運用持ち替えが発生する可能性が高い列車があり、

「いよいよかな?」

と思ってしまったりする。

今日紹介する1枚は、夕方早い時間に通過する96列車を、水戸街道の踏切近くの歩道橋から雰囲気重視で撮影したもの。

本来は夕日バックで縦アングル機関車アップを狙っていたのだが、ここ何年かの間に新金線の踏切近くの線路端には、障害検知装置やら、俗にいう「トウモロコシ」やらが立ってしまって、とても踏切からの撮影が絶望的な状況になっていて、すっかり参ってしまった。

水戸街道近くの踏切でしばし考えた挙句、近くに歩道橋を発見。

「そうだ!歩道橋から撮影しよう。雰囲気重視で。」

歩道橋に上ると、踏切が鳴り出してしまい、時間がない。

50㎜でWBを10000Kまで上げて、夕暮れを強調した露出を決めた。

「このくらいで…。」

と、手持ちでアングルを合わせたら、列車は通過。

撮影した後、あまり手ごたえがなかったのだが、家に帰ってからチェックすると、

「意外と悪くはない。雰囲気重視で撮ってよかった。」

都内のごちゃごちゃした雰囲気も出せたのではないだろうか。

昨年春の改正で鹿島行は2往復に減便されてしまい、日中は踏切が閉まるところを見られること自体が珍しい新金線の踏切。

こんな光景も、いつまで見られるのだろうか?

テーマ : 鉄道写真
ジャンル : 写真

蒼い時刻(とき)(3)

hokutosei5101
(写真)寝台特急といえば、夜を駆ける写真も欲しいところだ。
東北本線 日暮里にて。2013年6月7日撮影。
EF85㎜ F/1.2LⅡ 1/1250sec f/2.5 WB:2500K iso6400

北海道寝台特急の廃止時期が具体的になってしまった。

かつて、北海道寝台特急にあこがれて、(というよりも、JR北海道の★ガマDD51重連に魅力を感じていたのだが。)北海道へ撮影に出かけていた。

この楽しみも、もう先が見えてきてしまった。大変残念だ。

これから日が短くなる時期。これからの時期には、

「夜を駆ける寝台特急の写真。」

や、

「夜から朝に向かう寝台特急の写真。」

こんな姿を表現するのも悪くはないと思う。

今回紹介する写真も、そういう時間帯に撮ったもの。

もちろん、日中走る写真もいいのだが、寝台特急といえば、

「夜に(朝に)向かって駆けていくイメージ。」

があり、こういう写真を表現してみたかった。

敢えて色温度を低くして、これから夜へ向けて走る青みを強調した写真にしてみた。

北海道寝台特急列車は最終章に向けてのカウントダウンが始まった。

記録できる範囲で撮影をしておこうと思う。

テーマ : 鉄道写真
ジャンル : 写真

一日の始まり~朝焼け(1)~

sunrise2002
(写真1)一日の撮影の始まりに素敵な朝焼けを見られると、俄然写欲が増してくる。
朝の澄んだ大気感に包まれながら、やがて夜は終わりを告げて、新しい一日が始まる。
北海道 豊浦町付近にて。2002年10月撮影。

早いもので、10月ももう終わり。上旬はまだ夏のような暑さが残ってはいたものの、ここ一週間くらいの間にすっかり朝晩が冷え込み始めて、ようやく秋らしくなってきた。

今日紹介する写真は、かつて北海道に撮影旅行していた時に撮影した一枚。

10月も中旬くらいになると、北海道では一足早く秋の訪れが感じられるような天気になってくる。

特に朝晩は冷え込むので、本州にいるときよりも、寒さ対策をしっかりやっておく必要がある。

写真を撮った日も朝からとてもいい天気だった。

寝台特急を撮るために車でロケ地に到着。

車から降りると、朝の冷え込みはきつかったが、この時の大気感がとてもすがすがしく感じて気持ちがいいのだ。

まだ最初の列車までは時間がある。しかも、きれいな朝焼け…。

「どうしても写真に撮りたい!」

カメラと広角系のレンズ、そして三脚をセットして撮影していった。

時々刻々と、そして夜から朝へと変化していく空…。この雰囲気を感じ取れたら…。

何枚か撮った中から一番雰囲気が感じられたのがこの写真。

夜の時間が終わりを告げて、新しい一日が始まる雰囲気を伝えることが出来たような気がする。

こういう写真が撮れると、一日の撮影がスムーズに始めることが出来る。

ここのブログを閲覧の皆様は、私が普段列車の写真しか撮っていないように思われたと思う。

しかし、実は列車の写真以外でも、こういった時間変化がわかるような風景写真を撮っているのだ。

特に、朝方や夕方は時間変化がはっきりしている。

こういう時間に雰囲気をつかんだ風景写真を撮るのも意外と面白いのである…。

とはいうものの、しばらくこういう時間帯の撮影をしていないなぁ…。

テーマ : 心象風景
ジャンル : 写真

蒼い時刻(とき)(2)

fef657701
(写真)これから夏至にかけて日没が遅くなる。こういう絵が撮れるのも、この時期ならでは。77列車。
常磐線 隅田川(貨)付近にて。2013年6月7日撮影。
EF300㎜ F/2.8LⅢ+Ex.1.4×Ⅱ 1/250sec f/5.6 WB:2500K iso800 動体予測機能併用

デジタル一眼レフカメラに切り替えてから、今月で10年になる。

この間に技術が進んで、高感度に対するノイズは出にくくなった。

当初はシャッターが下りるまでにタイムラグがあって、それでシャッターチャンスを逃したり、挙句、肝心な時にエラーでシャッターが切れないといった状況もあった。

連写速度も処理エンジンが追いつかないので、秒間コマ数が少なかった。

今は普通にコマ数もまわるし、フィルム一眼で撮っている時と状況は変わらなくなった。

状況に応じたホワイトバランスの選択が出来て調整も出来るので、フィルム撮影時には状況に応じて必要だったフィルターもいらなくなった。

ホント、デジタル一眼での撮影状況が良くなったことに気が付かされます。

そうなると…、

「フィルム時代では表現の厳しかった時間帯の撮影。」

をやってみたくなるのです。

前振りはそのくらいにして、以前、このブログでも夕日バックは何度か紹介していますが、今度は、

「意図的に蒼くすることで、夜の始まりを強調する写真。」

を紹介しようと思う。

今回撮ったのは、夕方遅い時間に隅田川に到着するシャトル77列車だが、この列車を撮影出来るのは今の時期しかない。

特に隅田川(貨)付近で撮影しようと考えると、この時期に限られる。

場所は日比谷線の北千住方面ホームの先端から望遠レンズで狙ったもの。

時計は18:30を回り、上りの上野行きの常磐線が去って、間もなく接近予告灯が点滅し始めた。

レンズは300mmにエクステンダーを載せて、シャッター速度・絞り・感度・ホワイトバランスを調整した。

ほどなく77列車が現れた。

それにしても、本体とレンズを合わせると重い。それを抑えながらシャッターを切り始めた。

結果はご覧のとおり。

昼間の時間が終わり、間もなく夜が始まろうとしている中、終着隅田川(貨)へ入っていく77列車を再現できた。

いつも思うことなのだが、夕方から夜の時間へ移っていく時間に撮影ができることが、ある意味とても楽しかったりするんですね。

機会が許す限り、この時間帯に撮影したい。

テーマ : 鉄道写真
ジャンル : 写真

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Author:W1
最初に買った単焦点レンズで撮影するようになってから24年余り…。

未だに単焦点レンズを使って撮影しています。

過去に撮ったものから、最近撮影したものまで、撮影する際に心がけていることや気になること、こだわっていることを書いています。

ごくまれに「ひとりごと?」を書くことがあります。

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