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朱い時刻から蒼い時刻(とき)へ

蒼い時刻(1)
夕暮れ時から日没にかけての時間は、時としてこういう絵が撮れてしまうから面白い。
室蘭本線 有珠‐長和にて。
EF20mm F/2.8 1/100sec f:3.2 iso100 WB:3700K 2005年10月撮影。

ようやく暑さがひと段落しそうだが、徐々に大気も澄んでくるようになる。そうなると、夕暮れ時、それも日没時間前後の時間は時として芸術的な(少し大袈裟か?)絵を仕上げることができる貴重な時間だ。

そんな状況下で撮影したコマから1枚紹介しようと思う。

写真の場所は室蘭本線の中でも定番の有珠~長和の直線。本来、この場所は朝のブルートレインを撮影するのにはうってつけの場所だ。

特に午前中の下り列車を撮るポイントなのだが、秋口から春先にかけては、夕方の下り列車が夕日バックになり、思わぬ絵が撮れる場所でもあるのです…。

この日没前後の時間は、列車の間合いの時間も刻々と光線状態が変化していくので、こういう時間をボケーッと待っているのでは、あまりにも勿体ないのです。

撮った写真は、日が暮れた直後にワイドレンズを使って大きく空を取り込み、さらに低温側の色温度をたっぷりかけて、これから迎える蒼い時を強調しているが、まだ日の明かりが残る状態、そして線路の光が出るように表現してみた。

この日は日中は暑かったものの、さすがにこの時間になると、もう空気が冷たくなってきていた。日没まで晴れて、しかも大気が澄んでいないとこういう絵を撮るのは厳しい…。

だけど、こういう絵が出来たときは言葉には表せないくらいの感動と満足感がある。こういうのがあるから、撮影が止められないわけだし、こういう時間帯にカメラを向けてみたいと思うのである。

周りは撮影をやめて帰ろうとしたときに、頭の中でイメージを描きつつ、敢えてもう少し粘って撮影すると、意外と面白い作品が出来たりするものです。

この手の絵はもう少し紹介したいと思う。
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テーマ : 写真日記
ジャンル : 写真

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非公開コメント

こんにちは。
個人的にはこういう写真、好きです。一見簡単そうに見えてなかなか思うように仕上がらないんですよね。
腕と天候の両方が邂逅した時がこの作品ですよね。

思わす息を止めて見入ってしまいました。

いつもありがとうございます!

> 神戸のブレービーさん

いつもカキコいただきありがとうございます!

そうですねぇ、こういう絵って、狙ってても撮れるものではないような気がします。

その日一日の撮影が終わろうとしていた秋口の夕暮れ時、、季節的なものもあったのか、線路端に立って周りを見渡してみると、なぜか感傷的になってしまった自分がいることに気が付きます。

しかし、周りの雰囲気から、

「何かいいものが撮れそうな気がする!」

と、どこからともなく撮影したいという気持ちが沸いてきて、感傷的な気持ちを抑えつつも、頭の中で思い描いたイメージと一致させようとしながら、レンズを合わせて撮影していった中から選んでみました。

実際に撮ってみてプレビューを見た途端に、

「オッ?!意外とイケてません?」

とは思いましたが…。

この写真を見るたびに、その時の大気感や私自身の状況が浮かんできますね。

ただ、時間が経てば経つほどに、

「この写真を撮っておいてよかった。」

と思えるようになってきました。
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最初に買った単焦点レンズで撮影するようになってから24年余り…。

未だに単焦点レンズを使って撮影しています。

過去に撮ったものから、最近撮影したものまで、撮影する際に心がけていることや気になること、こだわっていることを書いています。

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