カシオペア紀行(8)上りは最終回?

(写真)「カシオペア紀行」の北海道行が終わると、HM付きの上り列車を見ること自体、難しくなる。
「カシオペア紀行」上り(推回)。
東北本線 尾久付近にて。2017年1月16日撮影。
EF300㎜ F/2.8LⅢ+Ex.1.4× 1/250Sec f:9 Iso:100 WB:太陽光 動体予測機能併用。
今日の上野着をもって、「カシオペア紀行」上り列車の設定が終了した。
今回紹介する写真は、1月中旬に撮った「カシオペア紀行」(上り)の推回列車を尾久駅近くの踏切(回送線用)で捉えたもの。
実は、EF510の時にも撮っている場所の一つだけど、敢えて今まで公開しないようにしてきた。
ほとんどの人はイン側から撮影するこの場所。
ただ、イン側から撮るとごちゃごちゃした雰囲気になってしまうような気がする。
ならば…、敢えて不要なものは全て処理してしまった方が良いのではないかと思った結果…、
実際、アウト側から撮影した方が見栄えがするのではないかと思える場所なのだ。
私自身はこう撮ったほうが、面縦アングルがしっくり来る場所だと思うのだが。
左端の55キロの制限標もアクセントになる。
3月以降も、かろうじて「カシオペア紀行」自体は残るものの、本州内運転になるために上り列車の設定がない。
となると、「カシオペア紀行」(北海道)が終わってしまうと、上りの営業列車並びに上り列車到着後のHM付きで推回のシーンを見ることはかなり難しくなるのではないだろうか?
1月に入ってから、時間の都合がつく限り、上り列車の撮影はしてきた。
意外と上り列車並びに推回列車を押さえておくことに意味があるような気がするのだ。
この列車の設定そのものが終わってしまうと、機関車にヘッドマークを付けた寝台列車は姿を消すことになる。
その姿が見られなくなると、一つの区切りのようなものを感じざるを得ない。
ちなみにEF510時代の写真は…、

(写真)定期で走っていた頃の「カシオペア」上り(推回)。
東北本線 尾久付近にて。2016年3月17日撮影。
EF300㎜ F/2.8LⅢ+Ex.1.4× 1/250Sec f:9 Iso:100 WB:太陽光 動体予測機能併用。
もちろん、定期で走っていた頃の姿を押さえているのは、言うまでもない。
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