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夜の写真を撮ってからこそ、寝台特急の写真(4)

カシオペア(3)

(写真)退避中に2本の特急列車と離合する「カシオペア
室蘭本線 洞爺にて。 2001年3月撮影。

9月に入って、涼しかった日もつかの間、また残暑がきつくなってきた。

今回も古い一枚の写真から紹介しよう。

写真は、今から約10年前の3月に北海道撮影旅行をしていた時に撮影したもの。まだフィルムでの撮影である。

この年は季節の変わり目に行ってしまったために、雪はそこそこあったものの、一日を通して天気が良かった日はなく、朝方は曇り空で時折にわか雪が降ったりして安定しない天気だった。

上り「トワイライト」を撮影したものの、一日の撮影を通して、余り手ごたえもなく、不満を抱えながら夜の洞爺駅へ。

18時20分過ぎ、駅外れの歩道橋に登り、カメラのセットを始めた。

アングル合わせをしているうちに、

「確か、タイミングが合えば、「カシオペア」停車中に2本の「スーパー北斗」が離合するはず。これを表現できないだろうか?」

時計は18時半を回り、「カシオペア」は中線へ入線してきた。撮影開始。程なく5018Dが入ってきた。

駅外れの踏切が鳴り出した。遠めに見ると上り下り両方の矢印が点灯している。

「もしかしたら、2本の特急の離合がイケるかもしれない…!」

シャッターモードバルブでそのシーンが捉えられることを確信しつつ、シャッターを切った。シャッターボタンは押したまま。

程なく5018Dが発車すると間もなく、函館方から5017Dが見えた。

時計をにらみながら、

「面白い絵が出来るかもしれない…!」

2本の特急が見えなくなってから、シャッターボタンを離した。手応えがあった。

後日東京に帰ってから、現像所に出して引き取りに行ってすぐに仕上がったポジをチェック。

「出来た!」

離合する2本の列車の光跡。そして、それをはさんで停車中の「カシオペア」。退避中に2本の列車が離合するのがわかる絵になった。

やっぱりこういう絵が撮れると、昼間の走りもいいけど、夜の写真も中々捨てがたい。特にイメージを狙った写真が決まると面白い。だから、撮影旅行に出ると夜の時間も惜しんで撮影がしたくなるのである。

まだまだこの辺の話は語っていこうと思う。

(写真は函館運輸所発行オレンジカードカシオペア台紙に採用。)
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テーマ : 鉄道写真
ジャンル : 写真

tag : カシオペア DD51

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